株式会社韓流村(本社:東京都港区、代表取締役:任 和彬、以下当社)は、株式会社カカクコムが運営するグルメ・サイト「食べログ」が2019年5月21日以降、チェーン店だけを狙い撃ちにし点数を差別的に下げる不当なアルゴリズム(以下「チェーン店ディスカウント」)を設定・運用したことを明らかにするため、被害を受けている可能性がある全国約4,000チェーン飲食店による「食べログ被害者の会」を立ち上げ、株式会社カカクコムに対して、集団で法的措置を取ることを提案します。

当社は、2020年5月に、株式会社カカクコムに対して、食べログにおけるチェーン店飲食店の差別に関する損害賠償請求訴訟(訴額6億3905万4422円)を提起し単独で係争中です。訴訟においては、①食べログが不当なチェーン店ディスカウントを行ったこと、②食べログのチェーン店ディスカウントが独占禁止法に違反する違法なものであることを主張しています。

① の主張は、当社の各店舗の点数が最大0.45点、平均約0.2点と、大幅に引き下げられたこと等に基づいており、また、当社が複数のチェーン店の食べログの評点履歴を調査したところ、チェーン店についてのみ不可解な大幅評点下落が発生していることによります。② の主張は、公正取引委員会OBの意見書を提出し、また、裁判所は公正取引委員会に求意見をし、昨年9月16日に公正取引委員会より、当社の訴えに理解を示す意見書が提出されております。

2年に及ぶ係争期間を踏まえ、裁判所より、株式会社カカクコムと当社に対し和解勧告が行われましたが、株式会社カカクコムは一貫として不誠実な態度であり、裁判所からの和解の提案に応じなかったため、今年の6月16日に判決が下される予定です。

この点、チェーン店飲食店がチェーン店ディスカウントにより被った損害に関する損害賠償請求権の時効は、原則として、チェーン店ディスカウントが実施された5月21日から3年と考えられます。そのため、6月16日に判決が下された後に、訴訟を提起したとしても、時効を理由に訴えが棄却されることとなります。

しかし、2022年5月20日までに株式会社カカクコムに対する損害賠償請求を求める内容証明を送付することにより、時効完成の期間を最大6か月延長することができます。6月16日に判決が出る前に内容証明を送付することにつき、当社に賛同いただける飲食店経営者様は、是非、当社にメール(info@kollabo.co.jp)でご連絡ください。

別紙のご参考資料では、被害を受けている可能性のある全国約4,000チェーン店飲食店と、不当なチェーン店ディスカウントにより歪められた点数システムを知らずに利用している月間1億人以上の食べログユーザー(消費者)の為に、当社の認識を伝えることにしました。